オールアンカーとは
オールアンカーは、サンコーテクノ(株)の商品名です。
この打ち込み式アンカーは、複数のメーカーでつくられておりユニカ(株)では、ルーティアンカー
また、ネールアンカー、タイトアンカーなど製造メーカーにより呼び名が異なります。
オールアンカーの施工は、指定された位置に適切な下穴をハンマードリルなどであけ
コンクリートの切り粉をブロワーなどで除去し、オールアンカーをセットしてハンマー等で打ち込みます。
打ち込み棒をハンマーで叩くことにより、底辺外周部が膨らんでコンクリートに固定される仕組みです。
施工作業が非常に容易で、躯体の上から叩くことも出来るため、多くの現場で使用されています。
通常のアンカーボルトとオールアンカーの施工方法
アンカーボルト |
通常のアンカーボルトは、コンクリート打設前に鉄筋にアンカーボルトを 結束固定し、位置出しを行い、コンクリートを流し込みます。 位置出し、埋め込み深さ調整、アンカーボルトの出の長さ調整などに注意が必要なため、 大変手間がかかり、工事代金も高額になります。 |
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オールアンカー ルーティアンカー |
後施工アンカー オールアンカー、ルーティアンカーは、〇印の位置に柱を立てたりする場合 出来上がったコンクリート基礎に直接穴を開け、ハンマー等で打ち込みます。 作業も簡単で、特に現場施工の場合はお勧めの工法です。 |
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①ドリルにマーキングをして規定深さまで穴を開けます。 ②ブロワーやブラシなどで穴の中を清掃します。 ③オールアンカーをハンマー等で打ち込みます。 ④躯体をオールアンカーにセットしナットを締めて取付完了。 |