異形鋼棒を固定するものである。日本デコラックス社の商品名で、正式には接着系アンカーという。
旭化成では、ケミカルセッターと呼ばれています。
試験管のような容器に入っていることが多く、カプセル型接着系アンカーとも呼ぶ。
コンクリートにドリルで穴を開け、ブロワーで切り粉を除去し、
更にケミカルブラシで孔壁の粉塵を除去、更にブロワーや
集塵機で清掃したあと、ケミカルアンカーを穴に挿入。
先端を斜めに切った全ネジや異形鋼棒を打ち込むことによって
ケミカルアンカーの容器が破壊され、化学反応が起こり、しばらくすると固定する。
すでに打設済みのコンクリート基礎や壁に施工するため、
位置出し等が簡単で施工性が良い工法です。